The Kamoto Medical Association
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鹿本郡市医師会親睦旅行(博多)−8月25日・26日−

山鹿市  横手 敏明

 時代は確かに変わってゆくという実感を、今程強く感じることは、かってなかったように思う。一日の疲れを癒す団らんの部屋に、まるで特撮そのもののような映像がライブで飛び込んできて以来、気分はどうしても落ち込んでしまう。早く書いておけばよかった。かの夏の日の実にすばらしい宴のこと、ダイエーの見事なホームラン攻勢のこと、ライオンキングの舞台のこと等を。まさに後悔先に立たずである。

 季節は移り、窓の外の田んぼには黄金色の稲の穂が稔りの秋の到来を告げている。しかし、先の見えない不安のようなものが、どうしても頭の中に居座って離れない。

 さて、気分を立て直して、もう一度思い出してみよう。すばらしい至福のときを・・・・・。

 我々鹿本郡市医師会のメンバーは、実にファジーな仲間である。好きな者が好きなように、この旅行を楽しむのだから。一日目(8月25日)夕べの一時を、中洲の割烹「川田」でともに過ごしたメンバーは、あの玄海の荒波で育った、あふれんばかりの活力に満ちた海の幸に舌鼓を打ち、我が故郷の自然と時が育んだ芳醇なる酒でノドを潤した。山鹿出身のおやじさん(山下正士さん)の心意気が伝わるメニューを一部紹介しておこう。冷や奴の生ウニ乗せ、アラのキモ、イカの生造り、関サバ、関アジ・・・・等々。

 夜の中洲は、あくまでもきらびやかで、ほろ酔い加減の我々を、しばし別世界へと誘ってくれた。(詳しいことは省こう。いろいろな体験は各々の心の中に思い出深く残るものだから・・・・?)

 二日目は例年通り、福岡ドームと博多座のどちらかの選択だ。私は、日頃のストレス発散とばかり、ドームでのダイエー vs西武戦を楽しんだが、これまでの経験からすると、どうも貧乏神が付いているのか、なかなかダイエーの勝ちを見る場面はなかった。今年もやはり・・・と思って臨んだ訳だが、何と西武・松坂君の力投にも関わらず、序盤からの猛打で、ついに3対1で勝ったのである。車中で勝利を知った瞬間は小躍りして喜んだ。とはいえ、ペナントレース終盤の現在(9/22)、2.5ゲーム差で近鉄に首位を奪われている。ということは、この「鹿医ニュース」が出される頃には・・・?。杞憂であればいいのだが・・・、勝負の世界は殊更厳しい。

 道路事情に鑑み、一足早くドームを後にした我々は、勝利の花火が上がるのを横目に帰路に着いた。祭りの後の倦怠感と満足感が綯い交ぜになったような、程良い疲れが全身を包み込んだ。来年もまた、このような平和な時を共有できることを祈念しています

 最後になりましたが、今回の旅行を企画、立案された担当理事の桑木先生、ならびに長蛇の列の中、入場券を求めて、チケットぴあで尽力いただいた事務局の松尾事務長濱田さん、大林さん、ありがとうございました。紙面をお借りして厚く御礼申し上げます。

 「ホームラン」が飛び出し、ドーム全体割れんばかりの歓声!!盛り上がりました。
 試合前に、マスコミ取材人に応える井口内野手です。この日、井口のナイスキャッチプレーも勝利につながりました。
 ロングランの「ライオンキング」!!うわさどおりの素晴らしいミュージカルでした。

 最後はバスの中での一枚です。

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